晩夏

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牧草の集草作業を終えた夕暮れのトラクター
牧歌風景を日本的に捕えると「のほほん」としたイメージだが
海外のそれを描写した絵画、映画では必ず緊張感を表現している。
晩夏から秋に向けては自然との戦いの場面が増えるのが田園風景だ。
雲行きが怪しくなればなるほど、そのギリギリの戦いぶりが増強される。
これも、農民絵画を打ち立てたミレーの作品からも見て取れる。
そして果てしなさを更に加味する為にパースの消失点を闇の中へ。
時間を止めない工夫こそが現代の風景写真と言えるであろう。
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# by cool-bloods | 2007-12-07 11:18

キュービニズム

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画面構成に直角を用いる事は、焦点が分散されると言われタブーだが
ピカソが編み出したキュービニズム世界を写真に取り入れ
直角に囲まれた圧迫構図のなかに緊張する男を閉じ込めてみた。
少しだけゲルニカの世界に近づいた気がした。
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# by cool-bloods | 2007-12-06 07:56

雪雲

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ハイエストハイライトの配分と配置こそが写真の鍵だ。
生理学的に必然と人間の眼は明るい部分をロックオンする構造だ。
主題のフューチャーする部分にもなんらかの視線を集める工夫を更にプラス
今回はX交点と言う歴史上、危険もしくは宗教を連想させるものを配置した。
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# by cool-bloods | 2007-12-06 07:34

越境

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ブレの採用はライブ感を出す安易な方法だが
不安と言うか、やりきれない、せつない的な印象を加える手法として
写真では多く使われる。勿論,写す側の人間だれしも心は揺らいでいる。
カメラは高感度になったが頼ると詰まらない写真になる。

ブレの作用を高める為に背景はきっちり整理が必要。
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# by cool-bloods | 2007-12-06 07:14